皆さん、こんにちは。40代の外資系サラリーマンが、人生を豊かにするために「Web3.0」のビジネスに興味をもって情報をまとめていますが、本記事は、2024年1月10日に、米証券取引委員会(SEC)が、ビットコインを運用対象とする上場投資信託(ETF)の上場申請を、初めて承認したというニュースについて、自分なりの解釈を説明します。
ニュースの解釈は私なりのものとなり、すべて正解であるとは限りませんので、一つの情報としてとらえてください。
このニュースいろんなところで出てるけど、いまいちよくわかってないと思うわ。
一つずつ理解していけば問題ないと思うよ
この解説記事は「そもそもETFとは?」という言葉の意味を理解するところから始めて、ビットコインのETFの意味するところの解釈を説明します。
このニュース解説は「投資素人チャレンジチャンネル」の、こちらの動画でも解説しているので見てください。
上場投資信託(ETF)とは?
このニュースを理解するためにはそもそも「ETF」という言葉の意味を理解しておく必要があるので、簡単に説明します。ETF(Exchange Traded Funds)とは、東京証券取引所などの金融商品取引所に上場している投資信託のことを表します。ETFは上場した投資信託ですのので、対象は、株式、債券、REIT(リート)、通貨など様々なものが対象になります。新型NISAとかでアメリカのS&P500に連動したETFなどが人気ですね。投資信託がありますが、投資信託は、ファンドなので1日1回算出される基準価額で、1日1回しか取引できませんが、ETFは、我々自身の判断で、金融商品取引所の取引時間内に、株式と同様に相場の動きを見ながら売り買いができるという特徴があります。
ETFについては、こちらのページに詳しい説明が記載されています。もっと正確に知りたい方は読んでみてください。
ビットコインのETF承認の背景
このニュースよくわからないけど、いろんなところで報道されてたわね。
日経新聞のこちらの記事にある通り「米証券取引委員会(SEC)は10日、ビットコインを運用対象とする上場投資信託(ETF)11本を承認する」と発表しました。こちらは、今後仮想通貨の投資を考えるにあたっては、小さくない影響があると考えていますが、まずは、承認に向けた背景について「市場の成熟」「投資家の需要」「金融商品のイノベーション」という4つの軸で説明します。
仮想化通貨市場の成熟
仮想通貨市場は、これを読んでいる皆さんも興味を持っているとおり、過去数年で大きく成長し今後の成長も大きく期待されています。つまり市場自体が成熟してきています。このような市場の成熟してきた状況をSECは評価していると思われ、仮想通貨をを基にした金融商品(ETF)を承認するための環境が整ってきたと判断したのだと考えています。
そろそろ、お墨付きを与えても大丈夫な市場になってきたということを意味している。
仮想通貨への投資家の需要
市場の成熟が高まる原因を作ったのは、投資家の需要です。個人投資家だけでなく、機関投資家からの暗号資産への関心も高まっているということがわかっており、世界中の多くの投資家が、資産ポートフォリオの多様化と潜在的なリターンを追求するために、仮想資産への投資を望んでいます。ETFの形式で仮想資産に投資できるようになると、他の金融商品と同じように仮想通貨への投資ができることを意味し、需要にこたえることになります。
我々を含む多くの投資家が、仮想通貨を欲しいと要求していて、他の金融商品と同じように取引したいと要求したということ。
金融商品のイノベーション
仮想通貨業界はイノベーションが非常に活発です。常に新しい変化があり、新しい金融商品やサービスが続々と登場しています。ETFは、投資家にとって親しみやすい形式で仮想通貨業界への資金を集めることができ、この先のイノベーションをより促進することができます。
要するに、仮想通貨業界に資金を入れて、どんどん良い商品を開発したもらおうとした。
これらの要因が複合的に組み合わさって承認されたと考えている。
ビットコインのETF承認の影響
実際にETFになってこれからどうなっていくの?
このニュースは、仮想通貨市場において画期的な出来事であり、市場への影響は複数の側面から見ることができます。今日は「資金の流入」「価格の安定」という側面で説明します。
仮想通貨市場への資金の流入
ETFの承認は、特に機関投資家や古いスタイルを取っている投資家にとって、仮想通貨投資へのアクセスを容易にします。新しい資金が仮想通貨市場に流入し、市場の拡張をもたらすと考えられますし、加えて、流動性の向上も期待できます。これらの結果、より大規模な取引が、仮想通貨市場で行われることを意味します。
資金が流入すると、市場が拡張し、その資金をつかった大規模なビジネスが展開されるかも?
仮想通貨の価格安定
ETFの承認は、金融商品取引所で取引できますので、規制当局が仮想通貨市場に対してより積極的に関与するきっかけとなる可能性があります。これにより、投資家保護を強化し、市場の整合性を確保するための規制フレームワークが発展することが期待されます。つまり、仮想通貨の信頼性と合法性の強化にも寄与します。この安定により、ETFを通じた仮想通貨への投資は、市場のボラティリティを抑制する可能性があり、長期的な投資家が市場に参入しやすくなり、短期的な価格変動を緩和する効果が期待できます。結果、仮想通貨の価値が安定する効果があると考えます。
ETFになったので、公的機関のチェックが厳しくなるので、投資家保護の観点で安定してくるということです。
技術革新と金融商品/サービスの変革
最後のポイントは、技術革新への投資です。暗号資産のETFによる投資の増加は、ブロックチェーン技術を含む関連技術の研究開発に対する追加資金を提供する可能性があり、これにより、仮想通貨業界全体のイノベーションが促進されます。
資金を技術開発に費やして、新たなサービス/商品を生み出す可能性があるということです。
市場にお金が集まると、新しいサービスが生まれ、さらに市場が拡大していくような期待があるね。
日本での購入について
仮想通貨にとても可能性を感じたわ!ぜひETF購入したい!
仮想通貨のETFについては、日本では現時点で直接的な取り扱いが開始されていませんので、購入はできないといってよいです。現時点で、日本の金融当局は暗号資産関連商品に対して慎重な姿勢を取っており、特にETFのような金融商品については、その承認と市場導入に際して厳格な規制と審査プロセスを設けていて、日本国内で仮想通貨ETFを購入することはできませんが、今後の動きに注目しましょう。
日本では、仮想通貨のETFは購入できないので、今までと同じように、仮想通貨の取引所で購入する必要があります。下記の情報を参考に初めて見てください!
仮想通貨市場はまだまだ発展途上だと考えています。
まとめ
本日は、仮想通貨のETF承認のニュースについて、私なりの考察をしました。問題はあれど、成長していく感覚がありますので、どんどん勉強して投資や事業化にチャレンジしたいとおもっています 。
コメント
ビットコインETFのほかに、おすすめのETFはありますか?